《tableau 2019-02 (FLORENCE)》藤森 哲 藤森哲さんの絵画です。 2020年の筑波賞に出品された作品で、 こちらの作品は筑波賞のHPに詳細が掲載されています。 https://tsukuba-art-award.org/archives/170 また、藤森哲さんは山下裕二さんが芸術新潮で連載している『新・今月の隠し球』に取り上げられた注目の画家でもあります。 制作年:2019年 サイズ:65.2cm×65.2cm 油彩／油絵具、麻布、パネル 以下は藤森さんによる作品へのコメントを引用したものです。 “かつて中国では、世界は気からできており、それは連続する流体として考えられていた。 「形」は、流体がつくりあげた形象であり、あくまで物を構成している一要素に過ぎない。 現代、画像や映像がもつリアリティーは、「形」からくるのではなく、そこに体験や時間が蓄積し、主観が遠ざかることで、できている。 7年前に撮った写真は、遠方で放たれた光が屈折し、時という粒子をまとい、リアルな光景を見せていた。”