ベースプレートに印字されたシリアルの情報としては、先頭3桁が製造番号、それ以降が製造年式となります。498と499と連番になってますので、フロント用リア用として製造されていることが分かります。 下4桁は12月80年という製造年式の表記になりますので、1981年製のレスポール・スタンダード、レスポールHeritage80に搭載されていた、 日本では刻印ナンバードPAF、Tim Shaw PAF、NEW PAFと呼ばれるピックアップです。 マウントビスを取り付ける足が短いこのタイプは、構造上SGとフライングVに取り付けるにはエスカッションとのクリアランスが十分に確保できないので、レスポールモデルに搭載されていた個体であると判断できます。 ピックアップカバーのはんだは一度も取り外されていないバージンです。 抵抗値はフロント 7.3キロ / リア 7.4キロ リード線の長さはフロント26.5cm / リア 17.5cm 出品前に実際に手持ちのレスポールに取り付けてサウンドチェックをしています。 この年代のピックアップはセイモアダンカンに交換されるなどして、今のような貴重な扱いはされていなかったのでここまで状態の良いものはレアだと思います。