Takamine TSS-10TBS タカミネのTSS seriesは、90年代の後半に販売されていた全機種トップ・バック・サイドが単板（ソリッド）のオールソリッドシリーズでした。 それぞれ材質の異なるモデルがラインナップされていましたが、本機はトップがスプルース単板、サイド＆バックがローズウッド単板、ネックはマホガニー、指板にはローズウッドが使用されており、特にトップのスプルースには霜降りの入った美しい材が採用されております。 サウンドは、各弦バランスの良い澄んだ綺麗なもので、音抜けの良さと明瞭感のある気持ちの良い出音が特徴的です。バランスの良い艶のある出音が秀逸で、james goodallのTRDに音作りが似ています。 外観サウンド共に、造り込みの良さが感じられる日本製の魅力を存分に堪能できる一本かと思います。 ヘッドやネック裏付近にお決まりの塗装の白濁がありますが、それ以外は大きな傷もなく、プレイアビリティも良好です。 弦高は12フレット上で6弦2.2ミリ、1弦1.8ミリ程度。 ローフレットも押さえやすく、弾きやすいと思います。 特に異常はございませんが、35年以上前のギターですので、クレームや返品には対応致しかねます。 ビンテージギターにご理解のある方のみ、ご購入ください。